Micah Shemaiah [ Rockers Party / Dread At The Control ] (CSM-012)
Micah Shemaiah(マイカ・シェマイア)
彼がラスタファリから習った教えは「謙虚であること」を基本としているが、その一方で(システム社会と)戦う心を表現することも同じくらい重要、ということ。聖書の"Read a chapter a day"(一日ひとつの章を読みなさい)の重要な項に習ったMicahは早い時期から自分の運命を考え、信じ、そしてその道を歩んで来た人物である。
迷う事なくその道を突き進んだものの、その道はそう優しいものではなかった。ゴードンタウンのDread HeightsからClifton Road を下ったChisolm Avenue(マックスフィールドエリアにある通り)まで、同じくラスタファリの道を歩んで来た偉大な先人や仲間の影響を受けて来た。中でも彼が最も影響を受けたのは、Twelve Tribes of Israelの仲間、Dennis BrownとBob Marley、そしてラスタファリは本物であり、世界はラスタファリのメッセージを受け止める準備ができていると教えてくれた両親である。
The Trod
Micah Shemaiahは文字通り"全能の神を恐れる者"そして"全能の神を愛する者"という意味である。また彼はこれを自身の瞑想や音楽生活の中に取り入れている。一方で彼は、7年間もの間、彼をパラリーガルとして音楽生活から離れることもあった。それは母親によりPatrick Bailey & Company(法律会社)で働いていた時の事で、”しばしの間、音楽の世界から離れる"生活を強いられたためであった。当時、Micahは母の願いを聞き入れたが、音楽への情熱と愛は日に日に強いものとなっていくのであった。Micahにとっての音楽とは、彼の言葉や心の中を表現する事の出来る唯一の方法であり、また彼の中に流れている血潮を必然的に熱くするものなのだ。
Mission
Micah Shemaiahはレゲエ/ソウルシンガーであり、また作曲家でもある。そしてその才能を生かし世界中の若者や貧しい人たちの心を勇気づけることのできるアーティストだ。。彼の作曲スタイルは、様々な音楽のジャンルを取り入れ、またそれを楽曲に落とし込んで行くという方法をとっており、印象的かつユニークな音となって人々の耳に届く。彼自身、ギターも弾き、そしてそこに彼の力強いヴォーカルが乗ることでより楽曲の魅力が生き、映し出される。ライブでのパフォーマンスには特に情熱を注ぎ、自身が楽しむ事により生身のメッセージが伝わっていく。
Works
2009年 セルフプロデュースにてデビューアルバム「Rastaman Meditation」をリリース。これをきっかけにミュージシャンとして世にアピール、その道を進み始める。現在、主要ダウンロードサイトにて購入可能。
また2009年には伝説のジャズミュージシャン、Monty Alexanderのリクエストにより、NYのリンカーンセンターにてステージでの共演を果たす。加えてその他のアメリカの都市で活動を広げてゆく。母国ジャマイカではEast FestやPrime Minister Youth Awardsなどでもパフォーマンスするようになる。
最近ではアメリカのPhiladelphia大学の支援による、Ancient Vibration of Rastafariとのアフリカツアーから戻ったばかりで、このツアーは、南アフリカはケープタウンとヨハネスブルグで行なわれ、そしてその旅の途中ではイギリスでもパフォーマンスをする機会に恵まれた。 なお、このツアーは1963年に起こったジャマイカの歴史に残る残虐行為、"Bad Friday"(製作:Junior Wedderburn、Deborah Thomas、John L. Jackson)のドキュメンタリー映画(2011年製作)の一部にも含まれている。
2013年5月、E.D.B Entertainmentと Micah Abrahamのプロデュース、そしてTj、Hampress Sativa、Infinite and Jahkimeのフィーチャリングにより、限定プレス「Dread At The Control」の7インチレコードをリリース。現在はiTunesを含む主要ダウンロードサイトでのみ購入可能。