[ BLACK DUB - 001 ] Samory I[ Take Me Oh Jah / Dub ]Produced by Rory Gilligan
Black Dub
昨年から始動したRORYの新レーベル。ジャマイカ人による「ジャマイカの音楽をつくる」をコンセプトにしているプロジェクト。現在の簡易化されている曲作りとは対象に、時間とコストをかけて進められている。新人の発掘に力を入れており、SAMORY Iのアルバム発売が予定されている。
Rory
本名 ローリー・エドワーズ・ギラン 65年ロンドン生まれ。77年にジャマイカへ移住。高校時代、在籍していたサウンドでStone Loveとのサウンド・クラッシュに勝利し、それをきっかけにStone Loveへ加入。70'sレゲエの流れを重んじたオリジナリティ溢れる選曲と類いまれなるセンスで瞬く間にメイン・セレクターとなる。生粋のジャマイカンとは違った感覚で、いち早くLovers Rockなどを選曲に取り入れた。それまで「Rub A Dub スタイル」が主流だったサウンド・システムのパフォーマンスに、新たに「ジョグリン・スタイル」を確立したのも彼である。87年に初来日し、日本でも多くのファンを持つ。90年代、Stone Love全盛期にセレクターとしての一線を退く。近年プロデューサーとしての頭角を現し、ダンスホールからルーツ・ロックへそのスタイルを変化させているが、洗練されたセンスは今も健在で、彼がプロデュースしたJah9の1stアルバム”New Name”は、国内外で高い評価を得る。この度、満を持して自身のレーベル"Black Dub"を始動。