Corner Stoneのシステム担当、Neko Massiveです。Ruv Bytesの名義で
音楽活動もしております。
今日は、私の相棒を紹介したいと思います。といっても、機材ですが。
私の使っている機材でも最も大切なものです。
Jahtariのボス、Disruptから譲り受けたSID Machineです。
SIDとはSound Interface Deviceの略で、Atari社が82年に発売した
ホーム・コンピューターCommodore 64に使用されたサウンド・チップの名前。
DisruptがそのSIDチップを2つを使ってMIDI音源を作っちゃった、というのが
このSID Machineなのです。
筐体にはCommodore 64を流用し、キーボード部分を取り外して、
ゴージャスな黒いパネルが取り付けられています。
オシレーター、エンベロープ、フィルター、LFO、と基本的なシンセの
パラメーターは全てツマミで操作できるようになっています。
目を引くのが左上のマトリクス。ここでオシレーターのピッチ、パルス、フィルターを
2つあるエンベロープ、8つあるLFOで変調する組み合わせを設定できます。
背面には若干の手作り感があります。しかし、これを作っちゃうDisrupt
マジ尊敬します。すごい人です。
肝心のサウンドですが、いわゆる「8bitサウンド」と言われる
ファミコンぽい音が出ます。というか、それしか出ません。
ノイジーで、たっぷりと低音を含んだワルーイ音。プリセットには
Jahtariのアノ曲、コノ曲で使用されていた音色がてんこもりです。
私はJahtariが大好きです。それ故に、本物の音源で自分の曲を作るのはとても
ハードルが高いことです。しかし、あまりマジメに考えても仕方ないので
思いっきり楽しんで使ってしまおうと思っています。
ということで、新しく作った曲、聴いて下さい。
追記:
Disruptにメールして許可を得たので、Jahtariサイト内のSIDページへのリンクを書いておきます。
http://www.jahtari.org/gear/SID.htm
今回紹介したSID Machineと同タイプをもう一台制作中で、さらに、、、
FMシンセとOPL3 soundblaster chipを一台に搭載した新しいタイプのマシンも計画中。
日本からの注文も大歓迎〜とのことです。興味のある方は是非覗いてみて下さい。
Tags: 8bit, Dancehall, Digital, Dub Step, Jahtari, Maffi, New Roots, Ruv Bytes, SID
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Big Up Neco-Massive !! いつもお世話になってます。
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