Interview

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RORY STONE LOVE -Interview video- BLACK DUB meets AnSWeR

人気レゲエ・クロージング・ブランド、アンサー(AnSWeR)が、RORY STONE LOVEのインタビュー動画を公開しました。

 

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今回は5月末に発売された2枚組ミックスCD「Fambily Groovy Selection」の制作者CrushとDJ Joymenにインタビューを試みた。夏に向けて営業活動が忙しい2人からCDの内容はもちろんレコードの対する想いや今後の展開についていくつかの質問を投げかけてみた。

○まず最初に簡単な自己紹介をお願いします。(詳しいプロフィールなどは、一番下のリンクから)

(Crush:以下C) 今年でSelectorを始めてから21年になります。縁があってやらさせていただいているこの仕事、40年・50年とLife Workとして これからも頑張って続けていきたいですね。

(DJ Joymen:以下J) djジョイメン  hip hop djです。

 

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(写真 左:Crush 右:DJ Joymen)

 

今回のセレクションに対してのコンセプトやミックス制作の際に気にかけていることは?

C: Joymenと一緒に今回のCDを制作できるとあって、同じDJ(Selector)としてクロスオーバーができればと思いセレクトしてみました。

J: オール45sでジャマイカとアメリカ産ブラックミュージックをバランス良くミックスする事

 

○上記の質問と少し近いですが、2人とも自らのジャンルとは異なった曲も収録されていますが(Crushはソウルやファンク/DJ JoymenはJamaica産のRock SteadyやInstものなど)、なぜこのような曲をセレクトすることになったのですか?また、2人のジャンルに対する考え方なども聞かせて下さい。

C: 自分にとってはあまりジャンルは関係ないですね。かっこいいものは違うジャンルでもかっこいいし、実際CDを聴いてもらえればわかると思いますが、CDに収録されているジャマイカ人のアーティストの曲もかなりアメリカの音楽に影響受けてドス黒いですし。普段のDJ Playの時でもジャンル関係なく、自分がかっこいいと思う曲をかけていますから、今回もそれを意識してチョイスしてみました。ただ自分はレゲエサイドなので、レゲエを普段聴いてる方にとっても わかりやすい曲も入れるように心がけました。

J: ジャマイカ産とアメリカ産が半々、新譜と旧譜が半々になるよう心がけましたコレはと思ったモノを買うだけで、特にジャンルを意識してません自分のスタイルに合えばなんでもイイです。

 

○今回のミックスはどんな人や、どんなシチュエイションで聴いてもらいたいですか?

C: いろんなかっこいい曲があるのに、自分でジャンルの壁を作ってしまっている人多いですよね。Dancehallじゃないとダメ、Ska・Rock Steady・Rootsじゃないとダメ。一生に出合える曲って限りがあると思うんですよ、すごいもったいない!自分も昔はDancehallのSelectorをずっとやっていましたが、新しい音楽と出合えて、音楽に対する情熱がさらに深くなりました。なので、そんな壁を取り払って 自身の音楽観を広げる、そんなキッカケになってもらえればと思います。Vibes Upのために聴くもよし、まったり・ホッコリ聴くもよし、それでいいなと思ってくれたら、俺は嬉しいです。

J: できるだけ大勢の方にいろんなシチュエイションで聴いてもらえたら嬉しいです。

 

○発売からもうすぐ二ヶ月になろうとしていますが、発売後何か変わったことや周りからの反響などはありますか?

C: おかげさまでいろんな方から称賛していただいてます。実際に普段レゲエしか聴かない人が、このCDを聴いてFunk・Soul等のレコードを堀り始めたと聞きましたし、嬉しいですね。

J: もっとジャマイカ産のレコードが欲しくなりました。おかげさまで沢山の反響があってありがたいです!声をかけてくれたcrushくん&コーナーストーンの皆さんに感謝です!

FAMCD002 表1

○普段からレコード・プレイをされている2人ですが、アナログの楽しみ方や、またレコードに対する想いなどを聞かせて下さい?

C: 自分はアナログ世代なので、子供の頃からレコードというものに対して馴染みがありましたね。デジタルにはない音の深さ・温かさをすごく感じます。しかも形があるものなので愛着がわきますね。レーベルのデザインとかもそれぞれかわいいですし。今の若い世代はデジタル世代なので なかなか馴染みが無いかもしれませんが、是非手にとって感じてほしいと思います。今の音楽も昔の音楽があってこそ成り立っているんでね。

J: レコードはディグもプレイも楽しいですが、ハマるかハマらないかは自分で判断した方がイイと思うので特にオススメはしません。でも興味を持ってしまったのなら、トライしてみる価値はあると思います。

 

○それでは最後に、今後の2人の展開や何か告知事があれば教えてください。

C: 今後の展開としては、もっといろいろな形で作品をリリースできればと思っています。違う形でね。例えば、Sound System ClassicsやCalypso・Latin、Dancehallなど。自分がいいなと思うのを紹介できればと。もちろん、前回と今回作成したCDの続編も出したいですね。あと、日本・世界中のヤバいDJの方々とも是非クロスオーバーしてみたいです。告知としては、今月の19日に難波にあるクラブ、Night WaxでDancehallのイベントがあります。28日には、同じくNight Waxで、毎月やっているイベント「Jamaican Sunday」があり、その日は尊敬するSelectorの1人、林さん(Drum & Bass Recordsのオーナー)をお迎えして開催します。8月には九州ツアーなど、各地に行かさせてもらいます。タイミングが合えば、是非遊びにいらしてください。

J: mix音源は「fedup mix 」「12 reasons to high」「円盤博奕 けむり旅 〜東映映画音楽の世界〜」の予定です。現場でのdjはレギュラーパーティーの「double x」@ muffin(毎月第2金曜) をはじめ、月に4〜5回やっているのでタイミングが合えば是非遊びに来てください!よろしくお願いします!

 

2013-07-28-Jamaican-Sunday-up

写真 (1)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お忙しいところありがとうございます。

熱いCrushとクールなDJ Joymen対照的な2人のそれぞれの想いが詰った2枚組Mix CDは、ジャンルを超えてクロスオーバーしていくミュージック・ラバーに送るナイスな仕上りになっているので、またチェックしていない人は是非手に取ってもらいたいです。

Fambily Groovy Selection Information & Profile

http://csmusic.jp/fambily_groovy_selection.html

 

 

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